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日焼け対策というと、まず思い浮かぶのはお肌のこと。でも、髪や頭皮も、肌と同じように日焼けします。しかも髪と頭皮は、お肌よりも無防備なまま紫外線を浴びてしまいがちです。
結論からお伝えすると、紫外線は髪のパサつき・色落ち・頭皮の乾燥を引き起こし、対策をしないと夏のあいだにダメージが少しずつ蓄積していきます。逆に、帽子・日傘・髪用のUVケアを取り入れれば、ダメージは大きく減らせます。
この記事では、紫外線が髪と頭皮に与える影響と、今日からできる対策、そして日焼けしてしまった後のケアまでを、美容師がわかりやすく解説します。
髪や頭皮も「日焼け」します
髪の表面を覆う「キューティクル」には、お肌のようなメラニン(紫外線を吸収してくれる色素)がほとんどありません。そのため髪は紫外線の影響を受けやすく、いわば無防備な状態です。
さらに頭皮は、体の中でももっとも太陽に近く、紫外線を真上から受ける場所です。特に分け目やつむじなど、地肌が見えている部分は集中して紫外線を浴びています。
紫外線が髪・頭皮に与える3つのダメージ
1. 髪のパサつき・枝毛・色落ち
紫外線はキューティクルを傷つけ、髪の内部の水分やタンパク質を流出しやすくします。その結果、パサつき・枝毛・切れ毛につながります。また、ヘアカラーの色素も分解されるため、染めた色が早く抜けてしまいます。
2. 頭皮の乾燥・ごわつき
頭皮が日焼けすると、お肌と同じように乾燥し、ごわついたり、ときに皮むけを起こすこともあります。うるおいバランスも乱れやすくなります。
3. 髪の土台=頭皮環境への影響
頭皮は健やかな髪を育てる土台です。紫外線によるダメージが積み重なって頭皮環境が乱れると、髪のハリやコシの感じ方にも影響することがあります。
【早見表】紫外線が強い時期・時間
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 時期 | 5〜9月がピーク(4月ごろから急に増えはじめます) |
| 時間帯 | 10時〜14時ごろがもっとも強い |
| 天気 | 曇りの日でも、晴れの日の半分以上の紫外線が降り注ぎます |
「曇りだから大丈夫」と思いがちですが、紫外線は雲を通り抜けます。日差しを感じない日でも、対策はしておきたいところです。
今日からできる髪・頭皮の紫外線対策
1. 帽子・日傘で物理的に防ぐ(いちばん確実)
もっとも効果的なのは、紫外線を物理的にさえぎることです。帽子や日傘は、髪と頭皮を守る強い味方。通気性のよい帽子を選ぶと、夏でも蒸れにくく快適に過ごせます。
2. 髪にも使えるUVスプレーを取り入れる
髪にも使える日焼け止めスプレーがあります。髪から10〜15cmほど離し、全体にムラなくふきかけるのがポイントです。汗をかいたら、こまめに塗り直しましょう。
3. 分け目をときどき変える
いつも同じ分け目にしていると、その部分だけが集中して紫外線を浴び続けます。分け目を少しずらすだけでも、負担を分散できます。
4. 屋外で過ごした日は、その日のうちにケアする
ダメージを翌日に持ち越さないことが大切です。屋外で長く過ごした日は、次に紹介するアフターケアをその日のうちに行いましょう。
日焼けしてしまった後のケア
紫外線を浴びた髪は、キューティクルが開いてデリケートな状態になっています。次のポイントを意識してください。
- やさしく洗う……髪同士をゴシゴシこすらず、泡で包むように。頭皮は指の腹でやさしく洗います
- しっかり保湿する……トリートメントで水分・油分を補います。頭皮用のローションでうるおいを補うのも有効です
- 乾かし方を工夫する……ドライヤーはまず温風で乾かし、最後に冷風を当てるとキューティクルが引き締まり、ツヤが出やすくなります
カラー・パーマをしている髪は、とくに注意
ヘアカラーやパーマをしている髪は、紫外線によるダメージが重なりやすく、色落ちも早まりがちです。気になる方は、サロンでのトリートメントやヘッドスパで、定期的にダメージをリセットするのがおすすめです。
よくある質問
Q. 髪にも日焼け止めは必要ですか?
はい、おすすめします。髪はメラニンが少なく紫外線に弱いため、髪用のUVスプレーや帽子で守ってあげると、夏のあいだのダメージの蓄積を抑えられます。
Q. 帽子をかぶると蒸れて頭皮に悪くないですか?
長時間の蒸れは頭皮の負担になることがありますが、紫外線を直接浴び続けるよりは、通気性のよい帽子で防ぐほうが頭皮にやさしい選択です。室内では脱ぐ、汗をかいたら一度はずす、といった工夫で蒸れは抑えられます。
Q. 紫外線で白髪は増えますか?
紫外線が白髪の直接の原因と言い切ることはできません。ただし、頭皮への紫外線ダメージは髪の健やかさに関わるため、対策をしておくに越したことはありません。
Q. 日焼けで色落ちしたヘアカラーは元に戻りますか?
一度抜けてしまった色は自然には戻りません。気になる場合は、美容室でのカラーや色味を補うケアで整えます。色落ちが気になる季節は、染める前に紫外線対策をしておくと、色持ちが変わってきます。
まとめ:髪と頭皮も、肌と同じように守りましょう
髪や頭皮も日焼けします。そして、お肌よりも無防備になりがちです。紫外線が強くなる5〜9月は、帽子・日傘・髪用UVケアで「浴びない工夫」を、屋外で過ごした日は「その日のうちのアフターケア」を心がけてください。小さな習慣の積み重ねが、夏のあいだの髪のコンディションを大きく変えます。
iBRO GROUPでは、紫外線で疲れた髪と頭皮をいたわるトリートメントやヘッドスパをご用意しています。千葉市・市原市・佐倉市・茂原市の各店舗で承っていますので、髪や頭皮のお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。













